2020年からの子年から続く、毎年恒例のスペシャルジーンズ企画「干支モデル」

6作目「巳年モデル」が遂に登場しました！

干支のシリーズは毎回仕様は異なりますが、今回は2024年デビューの定番17ozデニム「零＋17oz」に、人気のスリムテーパードS511XXをベースに制作しました。

干支シリーズとしては初の「零＋17oz」仕様です。

零＋17ozは、サムライを代表するデニムともいえる従来の「零17oz」と何が違うのか、気になる所であると思いますが、

糸は零17ozの糸に近い、硬く荒い原綿による強撚のムラ5番糸です。このムラの強い糸が従来の零デニム同様、特有の荒い表情に一役買っています。

次に染め、これが一番わかりやすい点ですが、サムライのオリジナルデニムの中で最も濃色のインディゴで染め上げています。黒に近い濃紺色で、他シリーズのデニムと見比べて頂くと一目瞭然で色の差がわかります。

織りは、そもそも太いムラ糸を織れる力織機というものは限られるのですが、その希少な織機に更に特別な調整をかけて、ザラッとしたハードな質感を生み出しています。

耳は、赤ラメ糸と銀ラメ糸を合わせたインパクトの強いセルビッチになっています。

この零＋17ozデニム、このブログでは巳年モデルの使用デニムとして、ご紹介していますが、定番では以下のモデルに使用しています。

ストレート「S5100VX」

大戦モデル「S3100VX」

1STタイプGジャン「S556VX」

いずれも人気モデルなので、ぜひチェック頂けたらと思います。

色落ちもサムライ17ozらしいメリハリのあるハードな表情に仕上がります。

ではデニム以外の仕様も見ていきます。

まず、ポケットですが、これまでの干支シリーズもですが「サムライカモメステッチ」と「赤ピスネーム」の仕様になっています。

今では定番モデルを始め、ほとんどのモデルがカモメステッチ無し、ネーム無しになるので、貴重な仕様になります。

ボタン

ベースモデルのS511系（S0511XX・S511XX19ozなど）は、サムライ日の出ボタン仕様ですが、トップボタンのみ赤色塗装を施したものを使用しています。

蛇の目をイメージした仕様です。

袋布

インディゴ蛇柄ジャガード生地を使用しています。

バックポケットの内布にも使用しています。

同企画の生地でワークシャツ「SSS25-01」もありますが、シャツに使用している生地は「インディゴxインディゴ」の糸によるもので、色落ちの過程で柄が見えてくるというものですが、このジーンズの袋布に使用しているのは「インディゴx白」の糸を使い、白糸が入る事で蛇の柄が最初から見える生地になっています。

シルエットはS511XXと同じスリムテーパード、

ワタリは細く、裾までテーパードしていますが、股上は普通なので、非常にはきやすい形になっています。

2025年だけのスペシャル巳年モデル！！

この機会にぜひ！！