鹿の子を纏う、15ozブラウンデニム。
310 SUPER WIDE / 15oz 鹿の子ブラウンデニム
夏の山野を駆ける鹿の子。
その愛らしい姿は、日本では古くから親しまれ、神の使いとしても大切にされてきました。
また、鹿の子は夏に生まれることから、古くより夏を象徴する季語のひとつとして、
数多くの詩歌に詠まれてきた存在でもあります。
そんな「鹿の子」から着想を得て生まれたのが、今回の15oz鹿の子ブラウンデニムです。

ベースとなるのは、310 SUPER WIDE。
ゆったりとしたワイドシルエットに、15オンスというしっかりとした生地感を組み合わせています。
夏の鹿の子をイメージした、ブラウン
今回の生地でまず目を引くのが、そのブラウンカラー。
鹿の毛並みを思わせる、落ち着きのあるブラウンデニムに仕上げています。

染色にはスレン染料を使用。
スレン染料は天候などの影響によって色味が大きく変化することがなく、
穿き込むことで、ごくナチュラルな同系色へと退色していきます。
インディゴデニムのように、ブルーから大きく色が変化していくタイプではありません。
だからこそ、ブラウンという色そのものを長く楽しみながら、
穿く人それぞれの時間を刻んでいける。
擦れた部分には徐々にアタリが生まれ、立体感のある表情へと変化していきます。
派手な色落ちではなく、日々の着用によって少しずつ表情を深めていく。
そんな、ブラウンデニムならではの経年変化を楽しんでいただけます。
テキサスコットン100%のムラ糸
生地に使用しているのは、テキサスコットン100%のムラ糸。
均一に整えられた糸ではなく、糸そのものに自然な太細のムラを持たせています。
さらに、ネップを入れながら織り上げることで、15オンスの生地に豊かな表情を持たせました。
生地表面には、ところどころに感じられる凹凸やムラ。

一見すると落ち着いたブラウンですが、近くで見ると、糸の表情や織りの奥行きが感じられる。
穿き込むほどにその個性が少しずつ現れてくる、味わい深いデニムです。
シルエットは310 SUPER WIDE
シルエットと仕様のベースとなるのは、S310XXII。
そこから生まれた310 SUPER WIDEは、その名の通り、ゆったりとしたワイドシルエットが特徴です。
15オンスのしっかりとしたデニムを大きく取ったシルエットで穿くことで、
生地の落ち感や立体的な表情を存分に楽しむことができます。
無骨なデニムらしさを残しながらも、ブラウンという色味によって、
インディゴとはまた違った柔らかな印象に。

Tシャツやスウェットと合わせたカジュアルなスタイルはもちろん、
シャツやジャケットと合わせても、独特の存在感を放ってくれます。
「育てる」というより、「馴染んでいく」
インディゴデニムのような劇的な色落ちとは少し違う。
けれど、穿けば穿くほど確実に変化していく。
擦れによってアタリが生まれ、シワが刻まれ、少しずつ自分だけの表情になっていく。
それは、鹿の子が持つ「愛らしさ」と「気高さ」のように、派手さではなく、
時間を重ねることで感じられる魅力なのかもしれません。

15ozという厚みのある生地。テキサスコットン100%のムラ糸。ネップを含んだ豊かな表情。
そして、スレン染料によるナチュラルなブラウンの経年変化。
それらがひとつになった、15oz鹿の子ブラウンデニム。
いつものインディゴとは少し違う一本を。

それでいて、穿き込む楽しさはしっかりと感じられる一本を。
310 SUPER WIDEで、ぜひお楽しみください。